ゲームと同じ
勉強は苦痛だという人がよくいますが、それはなぜでしょうか。
たとえば、野球のルールを全く知らない人が、友人の付き合いで野球の試合観戦に行った場合、ただ見ているだけであれば、なにがなんだかさっぱり分からず、その試合時間は苦痛な時間になると思います。
また、ゲームを全くやらない人が、いきなりゲームを勧められてやってみたとしても、なにもクリアできなかったり、負けてばっかりなのであれば、それは本人にとって苦痛な時間になると思います。
野球の場合もゲームの場合も、まったく分からないから、なにもできないから苦痛になるわけで、もし友人に野球のルールを教わりながら試合観戦をしたならば、またゲームのやり方を教わりながら行ったのならば、それは楽しいものになってくると思います。
これはすべてのことに言えるような気がします。分かるようになり、できるようになってくれば、今まで苦痛に思っていたこともそうでなくなり、楽しくなってくるはずです。子どもたちがゲームにハマるのも、どんどんクリアしてできるようになってくるからだと思いますし、個人個人がそれぞれの趣味を持ち、続けられているのも、それができるようになっているからだと思います。
だから、勉強が苦痛だという人も、「分からない」「できない」からそういうのであって、まわりに教えてくれる人がいて、できるようになってくれば、決して苦痛にはならないはずです。勉強も1つ1つクリアして分かるようになってくれば、それは皆さんがハマっているゲームと同じです。勉強は決して苦痛なものではありません。もし、勉強を苦痛だと思っているのであれば、その原因は上記の通りです。では、何をすべきか。答えは明白ですね。